オーガニック認証(国内・海外)

国内、海外の有機・オーガニック認証を取得しています。

太地園のお茶は、JONA(日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会)認証による有機JAS規格に沿った栽培~製造を行っています。

 

  • 生産行程管理責任者 森本茂
  • 品質管理責任者 森本茂
  • 格付け管理責任者 森本治代
JONA(日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会)について

JONA は、IFOAM(オーガニック農業運動国際連盟)のメンバーです。IFOAMは、1972年に設立された民間の団体で現在101ヶ国から加盟しています。 そのオーガニック基準が各国認証団体の基準モデルにっています。政府期間で決めるEUの基準やCODEXの基準にも大きな影響をあたえています。日本は、 食糧・食品輸入国であるため、JONAは日本国産のオーガニックだけではなく各国のオーガニック事情を良く理解し、日本の人々に間違いのない「オーガニッ ク食品」を提供できるようにオーガニック運動を推進しています。

 

有機JAS認証までの経緯

2000年6月、農水省の指定する有機JAS規格(有機農産物の日本農林規格)の認証制度が施行されました。昭和60年代から有機栽培に取り組み、平成元年から徐々に無農薬栽培の茶畑の比率を拡大していった太地園は、平成8年に全茶畑を無農薬栽培へ。「生産者へ安心安全なお茶を届けるためには、作物の履歴書として示すことのできるものが必要」と、国内で最も古く信頼ある民間認定機関JONA(日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会)の認証を取ることにしました。

 

2000年11月に認定を申請、1月にはJONAから検査官が訪れ、圃場、工場、資材の取引状況、管理記録などを調査した結果、2001年3月に認証を受けることができました。この規格は、生産から出荷、販売まで徹底した管理が要求されます。規格の規程に沿った「内部規程」「格付規程」「生産行程管理規程」などを厳密に記入した書類を作成し、3年以上保存しなければなりません。そのため、2001年2月には森本茂が「生産行程管理責任者」を、森本治代が「格付責任者」の資格をそれぞれ取得しました。

 

内部規定等の書類には特にフォーマットがあるわけではなく、自分たちで作成しなければなりませんでした。また、マニュアルもすべて作成。自分たちのお茶をいかに管理すれば、消費者が「YES」と言ってくれるのか、指導官の指導も受け、作成するのには非常に神経を使いました。「有機JASマーク」を貼り、市場に出荷する茶生産農家は、ここ川南町でもはじめてでした。以後、栽培や製造、格付け等のすべての面で厳しい管理体制で「安心安全」なお茶づくりを心がけ取り組んでいます。

 

海外輸出に関するオーガニック認定

JONA IFOAM認証

太地園では、海外への輸出にあたりJONA IFOAM(国際有機農業運動連盟)認証を取得しました。JONA IFOAM認証は、有機JAS規格では求められていない社会正義・環境負荷の低減への取り組みなど、オーガニックのあるべき姿を広く網羅した基準といえます。

EU認証

EU域内において『オーガニック』と表示するためには、EU基準を満たした認定を受けなければなりません。太地園は、2009年、厳しい審査基準をクリアしEU諸国における有機認証を取得いたしました。これにより、EU諸国内で、ICEA(EUにおけるオーガニック認定を行う機関)のマークを貼り付けて輸 出・販売することができます。太地園のお茶は、現在、現地問屋を通してUE内2カ国(ドイツ、イタリア)で「morimoro」の茶として販売されています。

 

また、カナダで毎年夏に約1ヶ月間開催されている陶器の展示市「1001POTS」にも出展し、日本のお茶の魅力を伝えてえおります。

 

「1001POTS公式サイト」
場所:ヴァル・ダヴィッド(モントリオールの北80kmに位置する村)